雑木林

なんでも

2022年2月13日
から tomato95yen
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帰納法

帰納を用いる科学的研究法。特に因果関係を確定するのに用いる。プラトンが描くところのソクラテスが用いてアリストテレスが方法的に整えたエパゴーゲー(還元法)に始まり、スコラ哲学、F.ベーコンを介しJ.S.ミルが大成した。狭義ではミルの定式化した因果関係確定の五つの方法(一致法・差異法・一致差異併用法・剰余法・共変法)を指す。

帰納的推論
演繹的に妥当ではないが、前提が結論に対して一定の支持を与える推論。広義には、演繹的に妥当ではないが正当であるとみなされる推論のすべてをいう。狭義には、個々の具体的事実から一般的な命題ないし法則を導き出す推論をいう。

帰納
個々の具体的事実から一般的な命題ないし法則を導き出すこと。特殊から普遍を導き出すこと。導かれた結論は必然的ではなく、蓋然的(ある程度確からしい)にとどまる。

例)
事柄① 今日はりんごが5個売れた。
事柄② 昨日はりんごが5個売れた。
事柄③ 一昨日はりんごが5個売れた。
仮説  明日はりんごが5個売れるだろう。

具体例を集めてルールを導き出す。

2022年2月13日
から tomato95yen
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演繹法

演繹による推理の方法。

演繹とは
普遍的な命題から特殊命題を導き出すこと。

命題とは
論理学において判断を言語で表したもので、真または偽という性質(真理値)をもつもの。

例)三段論法
命題① 全ての人間はいつか死ぬ
命題② ソクラテスは人間である
結論  ソクラテスはいつか死ぬ

例)
命題① 魚類はえら呼吸である。
命題② 鯉は魚類である。
結論  鯉はえら呼吸である。



2022年2月3日
から tomato95yen
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思想

①考えられたこと。かんがえ。「誤った—」
②〔哲〕(thought イギリス・Gedanke ドイツ)
(ア)判断以前の単なる直観の立場に止まらず、直観内容に論理的反省を加えてでき上がった思惟の結果。思考内容。「新しい—」
(イ)社会・人生に対する全体的な思考の体系。社会的・政治的な性格をもつ場合が多い。北村透谷、厭世詩家と女性「安(イズク)んぞ知らむ、恋愛は—を高潔ならしむる嬭母なるを」
(ウ)哲学の成果を体系的にまとめた特定の世界観や見方。
(広辞苑 https://sp.kojien.mobi/index.html?uid=NULLGWDOCOMO 岩波書店)

直感内容に論理的反省を加える
思考の体系化